ホーム › 脳トレーナー › コルシ

コルシコルシ・ブロック課題

コルシ・ブロック:ランプが1つずつ点灯します。同じ順番でタップし、次は逆の順番で。視空間記憶と注意力を鍛えます。

今すぐプレイ →

遊び方

ボードのランプが1つずつ点灯します。同じ順番でタップし、「逆方向」パートでは最後から最初へ。各パートの前に短いウォームアップがあります。

コルシ・テストは、空間のいくつの場所を同時に覚えていられるかを調べます。ボードに同じブロックが並び、1つずつ光ります。その「道すじ」をくり返すのです。

よく知られた数字の記憶テストの、空間版のきょうだいです。ここでは言葉や数字は役に立たず、視空間記憶が働きます。

BB Gymのコルシは3つのレベルがあるトレーナーです。ブロックは順に点灯するランプです。まず同じ順番で、上のレベルでは逆の順番でもくり返します。各パートの前にウォームアップがあり、結果ではスコアとスキルのプロフィールが表示されます。

テストの起源

このテストは1970年代初め、心理学者フィリップ・コルシが、モントリオールの神経心理学者ブレンダ・ミルナーの研究室で考案しました。数字の記憶テストの空間版をつくろうとしたのです。

もとのボードは、9つの立方体を不規則に置いた木の板でした。検査者が決まった順番で立方体に触れ、受ける人がそれをくり返します。以来、このテストは視空間記憶を調べるもっとも一般的な方法のひとつになりました。

テストのしくみ

まず2ブロックなど短い系列を示します。正しく再現できれば、次は1ブロック長くなります。各長さにはふつう2回の試行があり、両方とも失敗するとテストは終わります。

ブロックは規則なく置かれているので、系列を行や列として覚えることはできません。大切なのは、どのブロックがどの順番で光ったかだけです。

BB Gymのブロックは暗いボード上のランプです。まぶしすぎず、点灯するとやわらかく光ります。

結果からわかること

もっとも重要な指標はスパン、つまり少なくとも1回正しく再現できた最長の系列です。大人ではふつう5〜6ブロックほどです。

正解した試行の数も別に数えます。2000年にオランダの研究者たちは、スパンにこの数をかけることを提案しました。この「積」はスパンだけより安定していて、短い系列をどれだけ確実にこなせたかも反映します。

専門家にとっては、ミスの種類も役に立ちます。ブロックの入れ替わりや、「逆方向」パートで逆ではなく同じ順番で答えたミスなどです。

コルシと数字

アラン・バデリーとグレアム・ヒッチによる有名なワーキングメモリのモデルには、音や言葉の「保管庫」と、イメージや空間の位置の「保管庫」が別々にあります。数字のテストは前者を、コルシは後者を使います。

興味深いことに、コルシでは逆の順番が同じ順番よりはっきり難しいとは限りません。一方、数字ではその差がふつう明確です。1998年のレビューは、何がこれを左右するのかをくわしく論じています。

トレーナーで鍛えられること

このトレーナーは視空間のワーキングメモリと注意力に負荷をかけます。ランプを1つずつ追い、道すじ全体を最後まで覚えておく必要があります。

練習すると、課題に慣れて自分なりのコツが見つかるため、結果は伸びます。ただ正直に言うと、こうした練習で日常の記憶力が良くなるという証拠は多くありません。2013年のメタ分析では、ワーキングメモリの訓練は主に似た課題で効果があるとされ、2016年のレビューも脳トレ全般について同じような結論に達しました。

ですから、コルシは記憶力のための楽しいウォームアップとして、また日によって調子を確かめる方法としてとらえるのがよいでしょう。

プレーのコツと注意点

ランプを1つずつではなく、形として見てみましょう。頭の中でランプを線でつなぎ、道を描くようにします。

長い系列は2〜3ステップずつに分けると覚えやすくなります。「逆方向」パートでは、まず道すじ全体を思い出してから、最後からたどりましょう。

答える時間に制限はないので、最初のタップを急がないでください。

画面と実験室:基準値について

公表されている基準値は、木のボード、決まったブロックの配置、提示のペースに結びついています。画面ではすべてが異なるので、BB Gymの結果は自分自身の結果どうしでだけ比べてください。

BB Gymの結果は医学的な診断や神経心理学的な検査ではありません。記憶力や注意力が気になる場合は、専門家にご相談ください。

参考文献

  1. Berch D. B., Krikorian R., Huha E. M. (1998). The Corsi block-tapping task: methodological and theoretical considerations. Brain and Cognition, 38(3), 317–338
  2. Kessels R. P. C. et al. (2000). The Corsi block-tapping task: standardization and normative data. Applied Neuropsychology, 7(4), 252–258
  3. Baddeley A. D., Hitch G. (1974). Working memory. Psychology of Learning and Motivation, 8, 47–89
  4. Melby-Lervåg M., Hulme C. (2013). Is working memory training effective? A meta-analytic review. Developmental Psychology, 49(2), 270–291
  5. Simons D. J. et al. (2016). Do "brain-training" programs work? Psychological Science in the Public Interest, 17(3), 103–186
  6. Corsi block-tapping test — Wikipedia